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第1章 最悪の卒業式

私はお父さんとお母さんが大好き

たまには喧嘩もするけど、私のことを全力で愛して守ってくれる二人に
ホントに感謝してる

今日は私のお祝いで3人で食事に行く予定

普段は絶対いけない、高級イタリアンでお祝い

でもね私からもちゃんと用意してるよ

毎月のお小遣いを貯めて二人にプレゼントがあるんだ

お父さんにはシステム手帳と愛用の万年筆
この前インクが出にくくなったって言ってたもんね

お母さんには可愛いレザーのバック

お母さんったらいつも私に、

自分はセンスないから咲選んでよ

って言ってくるからきっと気に入ってくれるよ


早く二人の喜ぶ顔がみたいな

そして有難うございますって
これからもよろしくお願いしますっていうんだ