この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛姫のあぶない投資性活
第9章 貴重な資料のプレゼント
私は待ち合わせ場所で春日君を待っていた。胸の張りが気になった。生理がくる予兆だ。そんな心配をして、好きな音楽で気を紛らわせていると、果たして春日君が現れた。急いで来た様子だ。片手に大きめの有名ブランドの紙袋を携えている。
「遅刻してませんよね?」
「大丈夫だけど、また深夜の外為取引で寝坊?」
「とんでもない。昨日は早めに打ち切って、きちんと寝ましたよ。ちょっとお店に寄ってたもので…。」
「お店って、そのHERMES?」
「はい。もう判っちゃったかなぁ?」
「もしかしたらこれ?」
私は自分のバッグを指さした。大事に何年も使ってきたバーキンだ。
「それ、愛姫さんお気に入りで、いつも使ってますよね。この前、よく見たら結構年季入ってたから…新しいのと思って…。」
「そんな…春日君にとっては大した出費じゃないとは思うけど、最低だって新品は8はすると思うけど…?」
「これはもっとですよ。7桁のものです。まあ、歩きながら話ましょう。混まないうちに…ですよね。」
春日君の表情は晴々としていた。とても満足感に溢れている。
「愛姫さんもそろそろカリスマトレーダーの仲間入りじゃないですか?そのお祝いに。それから今日は『極厚』つかわなくていいかもって…。ドキドキしちゃうなぁ…。」
後半は声を低めて、小声で話し掛けてきた。
「でもね…わかるでしょ?女の子の日…来ちゃいそうなの…。だから、確かに『極厚』は、要らないし、私、確実な日は、信頼できる人なら、生でも構わないんだけど…。」
「もし、そうなっちゃったら、無理なことしませんよ。大丈夫です。」
ポジティブシンキングできるのも、春日君のいい所だ。でも、大出血を見せたくないし、経血臭なんて、男性ならたいていビックリしてしまう。まだまだ経験の浅い春日君に嫌な思いをさせたくなかった。
「遅刻してませんよね?」
「大丈夫だけど、また深夜の外為取引で寝坊?」
「とんでもない。昨日は早めに打ち切って、きちんと寝ましたよ。ちょっとお店に寄ってたもので…。」
「お店って、そのHERMES?」
「はい。もう判っちゃったかなぁ?」
「もしかしたらこれ?」
私は自分のバッグを指さした。大事に何年も使ってきたバーキンだ。
「それ、愛姫さんお気に入りで、いつも使ってますよね。この前、よく見たら結構年季入ってたから…新しいのと思って…。」
「そんな…春日君にとっては大した出費じゃないとは思うけど、最低だって新品は8はすると思うけど…?」
「これはもっとですよ。7桁のものです。まあ、歩きながら話ましょう。混まないうちに…ですよね。」
春日君の表情は晴々としていた。とても満足感に溢れている。
「愛姫さんもそろそろカリスマトレーダーの仲間入りじゃないですか?そのお祝いに。それから今日は『極厚』つかわなくていいかもって…。ドキドキしちゃうなぁ…。」
後半は声を低めて、小声で話し掛けてきた。
「でもね…わかるでしょ?女の子の日…来ちゃいそうなの…。だから、確かに『極厚』は、要らないし、私、確実な日は、信頼できる人なら、生でも構わないんだけど…。」
「もし、そうなっちゃったら、無理なことしませんよ。大丈夫です。」
ポジティブシンキングできるのも、春日君のいい所だ。でも、大出血を見せたくないし、経血臭なんて、男性ならたいていビックリしてしまう。まだまだ経験の浅い春日君に嫌な思いをさせたくなかった。