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愛姫のあぶない投資性活
第10章 束の間の息抜き〜避暑地の温泉旅行〜
私たちは、一面ガラス張りの部屋から、バルコニーに出る簡素な脱衣スペースにバスタオルを用意して、すぐに二人で全裸になって、バルコニーに出た。もうすぐ陽が沈む。海は凪いで、キラキラと夕日を反射させていた。波の音が心地好く響き渡る。
檜木の桶にお湯を汲んで、身体を流すと、二人揃って、
「せーのっ!」
発声を同じくして、湯舟に浸かった。
夕空と大海原と波打際の海岸線。砂浜とホテルに面した道路からは、こちらが見えないように真竹の垣根があり、さらに死角になるよう、湯舟が配置されている。
「私たち…大自然のなかの温泉に二人っきりね…。なんか疲れが一気に吹き飛んじゃうっ!」
「そうですね〜。癒されるなぁ〜やっぱり温泉って。しかもこんな露天風呂は…。」
「さっき私…コンドームなんて言ったけど、あんまり景色が凄すぎて…エッチな気分にならないかもねっ?そんなことなぁい?」
「実は僕、すごくエッチなこと想像して、新幹線の中なんかずっとドキドキしてたんですけど…この雄大な景色は、そんな矮小な人間の心を、ピュアにしてくれるような…そんな気がします…。」
「あぁ〜っ。春日君っ!何気取ってんの〜っ。詩人みたいな事言ってぇ…えいっ!」
私は子供がプールではしゃぐように、両手でお湯を彼に向けて浴びせかけた。彼は顔にお湯を掛けられ、顔を手で拭いながら、
「やったなあっ!ほらっ、仕返しっ!」
「きゃあっ!」
彼はわざと私の手間にお湯を掛けて、私の髪や、まだ落としていないメイクに配慮してくれた。だからほんのわずかな滴が顔に跳ねた程度だ。
「やんちゃ姫だなぁ。もう、こうしちゃうぞっ。」
春日君は身を起こして、私の正面に近づくと、肩を掴んでキスをしてきた。私は彼に抱き着いて、キスに応じる。急に波の音が静かになったように感じ、私たちを静寂が包んだ。
ただ、始まったキスは止まらなかった。また波の音が響いて来て、私たちの出す、いやらしいキスの音を掻き消した。春日君はキスを続けながら、私の乳房優しく揉む。
(やっぱりエッチな気分になっちゃった私…。)
檜木の桶にお湯を汲んで、身体を流すと、二人揃って、
「せーのっ!」
発声を同じくして、湯舟に浸かった。
夕空と大海原と波打際の海岸線。砂浜とホテルに面した道路からは、こちらが見えないように真竹の垣根があり、さらに死角になるよう、湯舟が配置されている。
「私たち…大自然のなかの温泉に二人っきりね…。なんか疲れが一気に吹き飛んじゃうっ!」
「そうですね〜。癒されるなぁ〜やっぱり温泉って。しかもこんな露天風呂は…。」
「さっき私…コンドームなんて言ったけど、あんまり景色が凄すぎて…エッチな気分にならないかもねっ?そんなことなぁい?」
「実は僕、すごくエッチなこと想像して、新幹線の中なんかずっとドキドキしてたんですけど…この雄大な景色は、そんな矮小な人間の心を、ピュアにしてくれるような…そんな気がします…。」
「あぁ〜っ。春日君っ!何気取ってんの〜っ。詩人みたいな事言ってぇ…えいっ!」
私は子供がプールではしゃぐように、両手でお湯を彼に向けて浴びせかけた。彼は顔にお湯を掛けられ、顔を手で拭いながら、
「やったなあっ!ほらっ、仕返しっ!」
「きゃあっ!」
彼はわざと私の手間にお湯を掛けて、私の髪や、まだ落としていないメイクに配慮してくれた。だからほんのわずかな滴が顔に跳ねた程度だ。
「やんちゃ姫だなぁ。もう、こうしちゃうぞっ。」
春日君は身を起こして、私の正面に近づくと、肩を掴んでキスをしてきた。私は彼に抱き着いて、キスに応じる。急に波の音が静かになったように感じ、私たちを静寂が包んだ。
ただ、始まったキスは止まらなかった。また波の音が響いて来て、私たちの出す、いやらしいキスの音を掻き消した。春日君はキスを続けながら、私の乳房優しく揉む。
(やっぱりエッチな気分になっちゃった私…。)