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愛姫のあぶない投資性活
第10章 束の間の息抜き〜避暑地の温泉旅行〜
部屋に戻ると春日君がグラスを持ってきて、ベッドに座っていた私にグラスを持たせて、注いでくれた。

「じゃあまた乾杯しましょうか?食事の時は日本海の景色と愛姫さんの成功に乾杯しましたよね。今度は…何がいいかなぁ?えっと…。」

「じゃあ、素敵な温泉旅行に乾杯は?」

「はい、それで乾杯っ!」

「乾杯〜いっ!」

私たちは、一気に飲み干した。

「やっぱり、温泉の後のビールって、美味しいですねっ!」

「そうねっ。食事の時はちょっと時間経ってたし、ちょっと身体が冷えちゃってたもんねっ。」

「愛姫さん…。」

「なあに?急に改まって。」

「いや、その…その浴衣姿本当に素敵ですよ。愛姫さんって、雰囲気はもちろん大人の女性ですけど、童顔な部分も持ち合わせていて、そこが魅力的なんだなぁ…。だから、どんな服装も似合うのかも知れない。大人っぽいのも、カジュアルなのも…。」


「そんな風に褒めてくれたの春日君だけよっ。ありがとう。」


「それで…あの…これを機会に僕と付き合ってもらえませんか?お願いしますっ!別に今まで通りでいいんです…僕の彼女になってくださいっ!…ダメですか?」

「えっ。急にそんな言われても…私…春日君の思ってるような女じゃないと思う…。」

「僕が愛姫さんをどう思っているか分かるんですか?」

「えっ?それは軽い女とか…。男性をラブホに誘ったり、旅行に誘ったり…そういう。」


「でもそれで僕は、愛姫さんのことが好きになったんです。だから…そんなネガティブな見方してませんよ。僕は積極的な女性に憧れてきたんですよ。今その女性が目の前にいる…。」


「これまでのような関係なら全然問題ないけど…それでもいい?彼女だって言われて、拘束されちゃうのは、今はちょっと…。」


「それで構いません。仮に愛姫さんに好きな人がいても…まずは、ここからで構いません。今までの感じで、時々デートしてくれたりするだけで…。」


「SEX抜きでも…?」

「そういう時があっても構いません。大丈夫ですよっ!」

「それなら…いいかなぁ。私からも、これから仕事のアドバイスよろしくお願いします。」
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