この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛姫のあぶない投資性活
第12章 第三の男現わる〜そしてSM入門へ〜
麻木さんとラブホデートをしてから、1週間ほど経つた時だった。東京は連日猛暑日で、私は昼間の外出をなるべく避け、夕方から夜にスポーツクラブのプールに通い、運動不足の解消に努めていた。
そんな時、プールから帰宅して、夕食の支度をしていると、登録していないアドレスからメールが送信されて来た。
(誰だろう?迷惑メールかな?)
すぐには開かないようにアドレスを注意して読むと、アドレスの文字の中に「muranaka」とあった。
(「ムラナカ」って誰だろう?やっぱり迷惑メール?)
私は本文の始まりを読んで、
「あっ!あの人だっ!」
思わず声にした。麻木さんの会社で名刺を渡した村中というあの、麻木さんの後輩の建築士からだった。私はメールを開いてみた。
「こんにちは。この前、NA住宅建築サービスのオフィスでお会いした村中孝治です。覚えていますか?白石さんにお会いして、噂通りの素敵な女性だったので、思わずメールしちゃいました。もしよろしければ、今度、時間の空いている夜に、軽く夕食などいかがですか?ちなみに僕は未婚で彼女もいません。返信お待ちしています。−END−P.S.:僕が白石さんにメールをしたことは、社長には内緒にしててくださいね。」
(やっぱり来たかぁ…何かあの時の私を見る鋭い視線、気になってたんだぁ…。名刺に私のアドレス載せてるからなぁ。しかもスマホの。やっぱりPCのにしておけばよかったかなぁ、便利だけどこういう時にスマホだと、簡単に無視できないのよね〜。PCなら、開いてなかった。なんて後で言い訳できるんだけど…。どうしよう?なんて返信しておけばいいかなぁ?麻木さんには知らせない方がいいかなぁ?)
私はいろいろと迷ってしまった。なぜなら、この村中孝治という青年は、ちょっと、今風のイケメンスポーツマンタイプで、なんとなく遊んでいそうな雰囲気を内包しているのを、私の女の直感が感知したからだ。あのタイプは外見に釣られると、遊んで捨てられ兼ねない。それに、私と麻木さんの関係だって、薄々感づいていてもおかしくない。何しろ彼の目の前で、オシャレをしてメイクもバッチリ決めて、麻木さんの車の助手席に乗ったのだから…。それに麻木さんに内緒にしてくれだなんて…きっと何か裏で考えてる…。)
そんな時、プールから帰宅して、夕食の支度をしていると、登録していないアドレスからメールが送信されて来た。
(誰だろう?迷惑メールかな?)
すぐには開かないようにアドレスを注意して読むと、アドレスの文字の中に「muranaka」とあった。
(「ムラナカ」って誰だろう?やっぱり迷惑メール?)
私は本文の始まりを読んで、
「あっ!あの人だっ!」
思わず声にした。麻木さんの会社で名刺を渡した村中というあの、麻木さんの後輩の建築士からだった。私はメールを開いてみた。
「こんにちは。この前、NA住宅建築サービスのオフィスでお会いした村中孝治です。覚えていますか?白石さんにお会いして、噂通りの素敵な女性だったので、思わずメールしちゃいました。もしよろしければ、今度、時間の空いている夜に、軽く夕食などいかがですか?ちなみに僕は未婚で彼女もいません。返信お待ちしています。−END−P.S.:僕が白石さんにメールをしたことは、社長には内緒にしててくださいね。」
(やっぱり来たかぁ…何かあの時の私を見る鋭い視線、気になってたんだぁ…。名刺に私のアドレス載せてるからなぁ。しかもスマホの。やっぱりPCのにしておけばよかったかなぁ、便利だけどこういう時にスマホだと、簡単に無視できないのよね〜。PCなら、開いてなかった。なんて後で言い訳できるんだけど…。どうしよう?なんて返信しておけばいいかなぁ?麻木さんには知らせない方がいいかなぁ?)
私はいろいろと迷ってしまった。なぜなら、この村中孝治という青年は、ちょっと、今風のイケメンスポーツマンタイプで、なんとなく遊んでいそうな雰囲気を内包しているのを、私の女の直感が感知したからだ。あのタイプは外見に釣られると、遊んで捨てられ兼ねない。それに、私と麻木さんの関係だって、薄々感づいていてもおかしくない。何しろ彼の目の前で、オシャレをしてメイクもバッチリ決めて、麻木さんの車の助手席に乗ったのだから…。それに麻木さんに内緒にしてくれだなんて…きっと何か裏で考えてる…。)