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愛姫のあぶない投資性活
第12章 第三の男現わる〜そしてSM入門へ〜
(イタリアンかぁ…無難なのよねぇ…そんなに高いお店はないし、外れもないし、気軽にコース料理を楽しめるから…。私だって、そうするだろうなぁ…。)
私は村中さんの斜め後ろに着いて歩く。村中さんは振り向きながら話掛けてくる。
「白石さん、お住まいは?」
「つい最近までS区でここから歩いて行ける所でしたけど、狭かったので、N区の外れに引っ越しました。」
「ご実家は地方ですか?」
「いいえ、N市ですけど。学生時代から一人暮らしです。」
「村中さんは?ご出身はどちら?」
「S県のS市ですよ。僕は大学時代まで、自宅通学でしたね。社会人になって2年目くらいから、一人暮らしを始めました。」
話すうちに、だんだんと並列して歩きながらでないと会話ができなくなる。私はいつの間にか村中さんと並んで歩いていた。
「あぁ…あの交差点を左に曲がって、入った道にありますから。すくです。」
「あっ、はい。」
ほどなくお店に着いた。店内は多くの人々で賑わっていた。
「結構いつ来ても混んでいるんですよ。ここ。テーブル空いてるかなぁ?」
少し確認で待たされたが、空いているテーブルがあり、ホール係の店員に導かれ、そこに通された。
メニューと使い捨ておしぼりと食器籠、それからお冷やが並べられた。
「何にします?ここ、サラダバーとスープバーとデザートバーがあって、ほら、全てお料理頼んで、ライスかパンかを選んで、ドリンク頼めば、あとはフリーなんですよ。ファミレスをちょっと専門店にしたような店ですね。」
村中さんがメニューを指しながら言った。
「私はパスタセットみたいなもので…。これにしますね。」
「ワイン飲みますか?いきなりお酒っていうのも変ですけど、食前酒程度にグラスワインで…。」
「それは村中さんに合わせます。」
「じゃあ、オーダーしますね。」
その後、私たちは、食事を済ませてから1時間くらいは、自己紹介の積み重ねの会話を続けた。
私は村中さんの斜め後ろに着いて歩く。村中さんは振り向きながら話掛けてくる。
「白石さん、お住まいは?」
「つい最近までS区でここから歩いて行ける所でしたけど、狭かったので、N区の外れに引っ越しました。」
「ご実家は地方ですか?」
「いいえ、N市ですけど。学生時代から一人暮らしです。」
「村中さんは?ご出身はどちら?」
「S県のS市ですよ。僕は大学時代まで、自宅通学でしたね。社会人になって2年目くらいから、一人暮らしを始めました。」
話すうちに、だんだんと並列して歩きながらでないと会話ができなくなる。私はいつの間にか村中さんと並んで歩いていた。
「あぁ…あの交差点を左に曲がって、入った道にありますから。すくです。」
「あっ、はい。」
ほどなくお店に着いた。店内は多くの人々で賑わっていた。
「結構いつ来ても混んでいるんですよ。ここ。テーブル空いてるかなぁ?」
少し確認で待たされたが、空いているテーブルがあり、ホール係の店員に導かれ、そこに通された。
メニューと使い捨ておしぼりと食器籠、それからお冷やが並べられた。
「何にします?ここ、サラダバーとスープバーとデザートバーがあって、ほら、全てお料理頼んで、ライスかパンかを選んで、ドリンク頼めば、あとはフリーなんですよ。ファミレスをちょっと専門店にしたような店ですね。」
村中さんがメニューを指しながら言った。
「私はパスタセットみたいなもので…。これにしますね。」
「ワイン飲みますか?いきなりお酒っていうのも変ですけど、食前酒程度にグラスワインで…。」
「それは村中さんに合わせます。」
「じゃあ、オーダーしますね。」
その後、私たちは、食事を済ませてから1時間くらいは、自己紹介の積み重ねの会話を続けた。