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愛姫のあぶない投資性活
第12章 第三の男現わる〜そしてSM入門へ〜
夕食を済ませて、家で待っていると、先程の電話があってから、1時間程で、麻木さんからまた電話がきた。
「今、マンションの下まで来たよ。出て来られる?」
「うん、支度はしてあるよ。」
「じゃ、エントランスに車寄せて待ってるから、それから戸締まり、きちんと忘れずにね。」
私は普段着のリゾートワンピースに、素足。リゾート用のトゥパンプスを履いて、お財布とハンカチ類だけ、ミニトートバッグに入れて、エレベーターを降りた。エントランスのロックを解除して外に出ると、麻木さんの車はハザードランプを点滅させ、路肩に寄せて停まっていた。エンジンはかけたままだ。
私が助手席に乗り込むと、
「ごめん、ごめん。休日の夕方にさ。ちょっと直接愛姫ちゃんと話したくてさ。」
「私は大丈夫よ。夕食も済ませたし。格好は普段着だけど…。」
「なんだ、わざわざ着替えた?それなら電車にだって乗れるね。てっきり、Tシャツとかで来ると思ってたからさ。」
「それは女性に失礼よ。身嗜みくらい、それ相応にして外出するわよ。コンビニに行くくらいだって。」
「重ね重ね、失礼をお許しください。いや本当に村中の話を聞いてびっくりしてさっ。もう愛姫ちゃん、判ってるとおりさ。僕たちが関係したの、まだ愛姫ちゃんが会社にいた時だろ。だから、僕にも矛盾があってさ。特に村中は将来、独立するためにうちの会社に来たし、今は僕の片腕で頑張って仕事してもらってるしさ。僕の立場もあるからさ。仕事のパートナーであるメーカーのアドバイザーの女の子と付き合ってたなんて、絶対、知られたくないんだよ。だから申し訳ないけど、愛姫ちゃんと村中が昨日どんな会話したか聞いておきたくて。僕があいつに聞いたら、ボロがでちゃうだろ。とりあえず、走りながら話そう。」
麻木さんは、車を発進させ、住宅街を出て、郊外へ向かう、O街道を西へ走らせた。
「今、マンションの下まで来たよ。出て来られる?」
「うん、支度はしてあるよ。」
「じゃ、エントランスに車寄せて待ってるから、それから戸締まり、きちんと忘れずにね。」
私は普段着のリゾートワンピースに、素足。リゾート用のトゥパンプスを履いて、お財布とハンカチ類だけ、ミニトートバッグに入れて、エレベーターを降りた。エントランスのロックを解除して外に出ると、麻木さんの車はハザードランプを点滅させ、路肩に寄せて停まっていた。エンジンはかけたままだ。
私が助手席に乗り込むと、
「ごめん、ごめん。休日の夕方にさ。ちょっと直接愛姫ちゃんと話したくてさ。」
「私は大丈夫よ。夕食も済ませたし。格好は普段着だけど…。」
「なんだ、わざわざ着替えた?それなら電車にだって乗れるね。てっきり、Tシャツとかで来ると思ってたからさ。」
「それは女性に失礼よ。身嗜みくらい、それ相応にして外出するわよ。コンビニに行くくらいだって。」
「重ね重ね、失礼をお許しください。いや本当に村中の話を聞いてびっくりしてさっ。もう愛姫ちゃん、判ってるとおりさ。僕たちが関係したの、まだ愛姫ちゃんが会社にいた時だろ。だから、僕にも矛盾があってさ。特に村中は将来、独立するためにうちの会社に来たし、今は僕の片腕で頑張って仕事してもらってるしさ。僕の立場もあるからさ。仕事のパートナーであるメーカーのアドバイザーの女の子と付き合ってたなんて、絶対、知られたくないんだよ。だから申し訳ないけど、愛姫ちゃんと村中が昨日どんな会話したか聞いておきたくて。僕があいつに聞いたら、ボロがでちゃうだろ。とりあえず、走りながら話そう。」
麻木さんは、車を発進させ、住宅街を出て、郊外へ向かう、O街道を西へ走らせた。