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愛姫のあぶない投資性活
第12章 第三の男現わる〜そしてSM入門へ〜

車は宛てもなく、西の郊外へただひたすらO街道を下って行く。
「麻木さん。食事は?」
「今は大丈夫。愛姫ちゃんのマンションに行く前に、お腹減って、コンビニでおにぎり買って食べたから。」
「それで、昨日のことだけど…。」
「うん、村中とどんなこと話した?あいつ何か聞いてきた?僕たちの関係について?」
「私に興味があるみたい。本当にお食事と喫茶店でおしゃべりしただけよ。それから別れ際にLINEの登録したくらい。」
「えっ、あいつにLINEの登録許可したの?まあいいや、それは普通だもんね、愛姫ちゃん世代は。それから愛姫ちゃんのオシャレした姿見たら、普通の独身男なら一目惚れするよなぁ。それ以外には?」
「さっきも電話で言ったけど、麻木さんと私が、付き合ってるんじゃないかって思ってたって。この前、私が麻木さんに買ってもらった服装でオシャレして、会社に行ったでしょ。それで、麻木さんと二人で仲良く出て行ったから。クライアントのお家に行くなんて変だって思ってたみたい。村中さんの言うとおりよ。メーカーの私がクライアントのお家の、施工現場に行ったりしないもの。」
「そうだよなぁ。口から出まかせ言って、誤魔化したんだけど、馬鹿じゃないんだから、あの状況なら、デートするって思われるよなぁ。僕の失敗フォローしてくれてありがとう。」
「もう!本当に嘘で塗り固めるの大変だったのよぅ…。私が実家に帰ったついでに、出資してくれている麻木さんに挨拶に行って、それでランチをご馳走になったって。私たちは出資者と投資家の関係だけだって。そういうことになってるからねっ。」
「本当にごめんね。そこまで嘘つかせてさ。」
「ちょっとは恩に着てね。私、一応麻木さんから任されたお金、元本割なんかさせてないからね。5%の利率でいいなら、明日にでも、105万円還元するわよっ。」
「いいよ。あと7ヶ月後で。」
麻木さんは少し落ちついて来たようだった。半袖のYシャツにスラックスに革靴。首には会社のIDカードがぶら下げられたままだ。
「麻木さん。食事は?」
「今は大丈夫。愛姫ちゃんのマンションに行く前に、お腹減って、コンビニでおにぎり買って食べたから。」
「それで、昨日のことだけど…。」
「うん、村中とどんなこと話した?あいつ何か聞いてきた?僕たちの関係について?」
「私に興味があるみたい。本当にお食事と喫茶店でおしゃべりしただけよ。それから別れ際にLINEの登録したくらい。」
「えっ、あいつにLINEの登録許可したの?まあいいや、それは普通だもんね、愛姫ちゃん世代は。それから愛姫ちゃんのオシャレした姿見たら、普通の独身男なら一目惚れするよなぁ。それ以外には?」
「さっきも電話で言ったけど、麻木さんと私が、付き合ってるんじゃないかって思ってたって。この前、私が麻木さんに買ってもらった服装でオシャレして、会社に行ったでしょ。それで、麻木さんと二人で仲良く出て行ったから。クライアントのお家に行くなんて変だって思ってたみたい。村中さんの言うとおりよ。メーカーの私がクライアントのお家の、施工現場に行ったりしないもの。」
「そうだよなぁ。口から出まかせ言って、誤魔化したんだけど、馬鹿じゃないんだから、あの状況なら、デートするって思われるよなぁ。僕の失敗フォローしてくれてありがとう。」
「もう!本当に嘘で塗り固めるの大変だったのよぅ…。私が実家に帰ったついでに、出資してくれている麻木さんに挨拶に行って、それでランチをご馳走になったって。私たちは出資者と投資家の関係だけだって。そういうことになってるからねっ。」
「本当にごめんね。そこまで嘘つかせてさ。」
「ちょっとは恩に着てね。私、一応麻木さんから任されたお金、元本割なんかさせてないからね。5%の利率でいいなら、明日にでも、105万円還元するわよっ。」
「いいよ。あと7ヶ月後で。」
麻木さんは少し落ちついて来たようだった。半袖のYシャツにスラックスに革靴。首には会社のIDカードがぶら下げられたままだ。

