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愛姫のあぶない投資性活
第12章 第三の男現わる〜そしてSM入門へ〜
数十分車を走らせて、目的のラブホの駐車場に入った。夜だったし、自分が運転しているわけではなかったから、いったいどの辺なのか私には検討もつかなかった。
私はカーナビを覗き込みながら聞いた。
「ここどの辺?」
「ほら、H市に入ったところだね。拡大すると…ここ。」
麻木さんはカーナビの画面を拡大して、見せてくれた。
駐車場はすべて埋まってはいなかった。ここから、部屋に入るまで、私たちは急に身体の密着度が高くなり、声は小さくなる。ラブホではいつもそうだった。少しでも気配を薄くするのは、他のカップルに時々出会っても、みんな似たような様子に見えた。
フロントの横で、部屋の写真のタッチパネルを眺める。意外に数室が空いていた。このホテルの部屋は、いろいろなスティエーションプレイができる部屋があった。しかし、それらはほとんど空室だった。
「ここでいい?」
麻木さんが小声で尋ねる。こんな場所で時間をかけたくない。私は以前、長らく悩んでいるカップルが前に居て、なかなかそこで、待ちづらかったことを思い出していた。
「お任せします。」
麻木さんが入室ボタンをタッチした。このホテルは、部屋番号のチケットは出てこない機械だ。
「505だね。5階だ。」
すぐに、向かいにある上り専用のエレベーターに乗る。私は麻木さんの腕に縋り付き、密着した。5階に着いて、エレベーターを降りると、部屋番号の案内図があった。薄暗い廊下を右手に進む。目指す505号室の、表示ランプが、緑で点滅していた。使用中の部屋はみんな赤ランプだった。
玄関ドアを二人で押し開く。すぐに玄関が明るくなった。玄関を上がり、スリッパに履き替えて、内扉を開いた。
「あっ!なにこれっ?」
私は、特殊な部屋の造りに驚いた。60インチぐらいの大画面のテレビが壁に掛けられている以外は、今まで経験したラブホの造りとは全く違っていた。
私はカーナビを覗き込みながら聞いた。
「ここどの辺?」
「ほら、H市に入ったところだね。拡大すると…ここ。」
麻木さんはカーナビの画面を拡大して、見せてくれた。
駐車場はすべて埋まってはいなかった。ここから、部屋に入るまで、私たちは急に身体の密着度が高くなり、声は小さくなる。ラブホではいつもそうだった。少しでも気配を薄くするのは、他のカップルに時々出会っても、みんな似たような様子に見えた。
フロントの横で、部屋の写真のタッチパネルを眺める。意外に数室が空いていた。このホテルの部屋は、いろいろなスティエーションプレイができる部屋があった。しかし、それらはほとんど空室だった。
「ここでいい?」
麻木さんが小声で尋ねる。こんな場所で時間をかけたくない。私は以前、長らく悩んでいるカップルが前に居て、なかなかそこで、待ちづらかったことを思い出していた。
「お任せします。」
麻木さんが入室ボタンをタッチした。このホテルは、部屋番号のチケットは出てこない機械だ。
「505だね。5階だ。」
すぐに、向かいにある上り専用のエレベーターに乗る。私は麻木さんの腕に縋り付き、密着した。5階に着いて、エレベーターを降りると、部屋番号の案内図があった。薄暗い廊下を右手に進む。目指す505号室の、表示ランプが、緑で点滅していた。使用中の部屋はみんな赤ランプだった。
玄関ドアを二人で押し開く。すぐに玄関が明るくなった。玄関を上がり、スリッパに履き替えて、内扉を開いた。
「あっ!なにこれっ?」
私は、特殊な部屋の造りに驚いた。60インチぐらいの大画面のテレビが壁に掛けられている以外は、今まで経験したラブホの造りとは全く違っていた。