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愛姫のあぶない投資性活
第13章 痴女はM女もS女もおてのもの
月曜日の朝はあっという間に訪れた。

時間とマーケットは、私を待っていてはくれない。

いつもの朝の日課をこなしてゆく。日経CS放送と東洋経済新聞のメルマガは、マーケットが開く直前まで、私に貴重な情報をもたらしてくれる媒体だ。

ただし、ほとんど、99%のトレーダーが時を同じくして、閲覧している情報は、プロにとって、真の情報とは言えない。

その日、私はコーヒーを何杯も飲んで、眠気と闘いながら、売買に奮闘した。午場が終了した、午後3時を過ぎて、やっと売買結果をデータベースに入力し、収支損益の計算をする。まずまずの出来だ。

(ようし!明日のための情報分析をしたら、ちょっと夕食の買物とお散歩かな…。)

私にわずかだけれど、憩いのひと時が訪れる。

そんな時、LINEに村中さんからメッセージが入った。

読んで、既読のまま返信しないと、無愛想な女の子だと思われるかも知れない。私は村中さんに対しては、彼より2歳年下の『女の子』を演じていた。

村中:今何してますか?仕事中?だったらゴメンなさい。

白石:大丈夫だよ(^0^)/何かあった?

村中:いや、特に…仕事は自主休憩中。

村中:あっ社長だ。ヤバイ!

白石:スマホはデスクの下ね
(^O^)

村中:よかった。バレてない。
(^-^;

白石:今度いつ逢える?

村中:えっ?逢ってくれるの?

白石:だって村中さんが、また今度って言ったんだよ。

村中:そうだった(^-^;

村中:まさか、また逢ってもらえるなんて、考えてもいなかったからw(゚o゚)w

白石:じゃ、あれ、ただの社交辞令(゚ーÅ)ホロリ

村中:いや、白石さんは高嶺の花(゚-゚)

村中:自分には一回の食事デートで十分だと…(^O^)

白石:そんなことないよ(TωT)

白石:仲良くしてよ(^0^)/

村中:もちろんo(^-^)o

村中:あっ、また社長!予定見てまた連絡します(@_@)基本的に白石さんの時間が取れる、土日で(^o^)

白石:わかった(o^-')b

白石:お仕事頑張ってね(^0^)/

村中さんとは、数回LINEのやり取りをしていたが、いつも近況報告的な、やり取り程度だった。
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