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愛姫のあぶない投資性活
第15章 極上のSEX〜お別れのお餞別〜
春日君は待ち合わせ時間ギリギリでも、いつものように、時間には遅れることなくやってきた。

「じゃあ、行きましょう。私…な・ん・だ・か…今・日・は・待・て・な・い・の・っ!」

私は、いつになく、春日君にべったりと甘え、腕にすがって街を歩いた。照れ臭そうに、でもまんざらでもなく、笑みを湛えて歩く春日君。

私のいつもより、べったりな態度に不審がる様子もなく、むしろご満悦だ。

(やっぱり男って単純ね…いくら頭がよくて、鋭い頭脳の持ち主で、学歴があったって、女を理解できていない。また持ち前の頭脳で探ろうともしない。丸腰の無防備だわ…。私はいつもの私じゃないのに、しかも、それを小出しにして見せているのに、彼のレーダーからはまったく、電波が発信されていないようね…。)

私たちは、駅前のファッションビル街から歓楽街を抜けて、ラブホ街に直接向かった。寄り道することはあっても、だいたいいつものコースを辿る。

もう春日君は、ヤル気満々のようだった。ラブホに直接向かっていることでむしろ安心している。私が途中で移り気になり、消極的な姿勢を見せることを彼はいつも恐れていた。

今日は、私がムラムラモードを最初から見せているので、楽しみにしているのだろう。その先に何が待っているのかも知らずに。

男女が交際を始めても、それが永遠に続くものばかりではないことを思い知らされた経験がないからだ。今日は彼にとって、肉体関係まで結んだ女に捨てられる、初体験の日なのだ。

ラブホは予め、ネットサイトから予約していたので、フロントでスマホの予約画面を見せると、すぐに部屋番号のチケットを渡された。

上り専用のエレベーターに乗る。二人きりになったところで、私はすぐに春日君に抱き着き、キスをした。そしてズボンの上からお股を触った。

「どうしたんですか?愛姫さんいつもに増して、今日はやる気満々みたいですね。アソコがムズムズしちゃってますか?」

「さっきも言ったでしょ!私、今日はもう朝からムラムラしちゃってるんだっ!春日君、いっぱいしちゃおうねっ!」

また私からキスをした。

やがて予約した部屋の階で、エレベーターが停まり、ドアが開いた。それでも私はキスとお股のお触りを止めなかった。

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