この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛姫のあぶない投資性活
第16章 訣別
「やっぱり僕では、愛姫さんの相手は務まらないんですね…。愛姫さんが満たされないのなら、僕は無理は言いません。やっぱり…フラれちゃったかな。」

「そんなんじゃないの。私ね…やっぱり春日君にいろいろ教えを乞いたくて、私からアプローチしたし、お付き合いも毎回SEXが目的のデートで…。それは、私がいけないんだけど…。それが自分でも怖くなって…自分勝手でごめんなさい。」

「謝らないでください…。毎回、求めたのは僕ですから…。僕…愛姫さんに甘えてましたね。」

「私こそ春日君に甘えて…それでSEXしてあげれば、それだけでいろいろ教えてもらえる男子だと、春日君をその気にさせて…だけど、罪悪感はあったの…。今日、逢うまでは、もう利用価値が無くなったとまで考えてたの…。ひどい女でしょ?」

「そんなこと…。そんなことありません。ひどい女なら僕とエッチしてくれたりしませんよ。旅行に誘ってくれたりしませんよ。」

「いいの。私はそういう女だから。」

「ただ…もうこれで、次の愛姫さんとのデートは永遠にないことはわかりました。いいです。それで…。プラトニックな恋愛から、いろんな手続きを踏んで、男女の関係を深めなくて済む、愛姫さんとの関係に甘えてました。」

「春日君…そうしたのは私だから。春日君は悪くないからね。これ…この前頂いたブランドバッグのお返し。受け取って。不要な出費をさせちゃってごめんなさい。」

私は商品券の入った封筒を春日君に手渡した。

「なんですか?これ?お返しって?」

「高価な品物をそのまま返すのは失礼だから…。お返し…。ごめんなさい。それじゃ。私、帰るね。春日君、次は本当の恋愛をして、そして人間性を好きになった女性を抱いてあげてね。さようなら。」

私は春日君の前から走り去ろうとした。

「待ってもらえませんか?もう本当にダメですか?」

春日君が、私の身体を掴んで引き留めたが、私はそれを振り払って、振り返ることなく走り去った。

後味が悪かった。でも、こうする以外に春日君との関係を清算する方法はなかった。

そうでなければ、私は半永久的に、春日君だけではなく、男性すべてをSEXの対象としてしか見ない人生を送るだろう。

私は一人の純粋な青年を玩んでしまったことを悔やんだ。

私が今まで、抱いたことのない感情だった。

/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ