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愛姫のあぶない投資性活
第17章 純愛の芽生え〜プラトニックラブへの再スタート〜
私は一瞬どうしようかたじろいだ。このままだと麻木さんは私の部屋まで、まもなくやってくるだろう。タンクトップにカーディガン、パイル地のミニフレアスカートといった完全にハウスウエアの格好だ。それにノーメイク。もう、麻木さんを部屋に迎え入れる準備などしている時間はない。
あとは、このまま麻木さんを迎え入れるか、ドアをロックして拒絶するかの二者択一だ。
私の頭の中は、クルクルと回転した。今まで麻木さんとずるずると関係を続け、自らも性欲のはけ口として彼とのラブホデートを楽しんできた自分。いま、麻木さんを精神的に受け入れたくない自分。でも求められれば受け入れてしまうであろう自分…。
私の決心がつかないでいるうちうに、玄関のチャイムが鳴った。インターホンを取ってモニターを見る。やはりそこには麻木さんの姿があった。
「はい。」
私はよそよそしく返事をした。
「ごめん。愛姫ちゃん。入れてくれるかな?」
「なんで、急に来たの。そんなに我慢できなくなったの?」
「そんなんじゃないよ。話がしたくなったんだよ。まずは入れてくれよ。こんなところで会話してて、ご近所の人に見られてもまずいだろ。愛姫ちゃん。」
「わかった。待ってて。」
私は仕方なく玄関のロックを解除した。と同時に麻木さんがドアを開いて飛び込んできた。
麻木さんは顔を紅潮させていた。
「ごめん。急に押しかけて。愛姫ちゃんにはいつも無理させてさ…。」
「それが解ってるなら、どうして急に…?」
「愛姫ちゃん…僕のことずーっと避けてないか?ここ最近。いやかなり前から急に。」
「だから言ったでしょ。忙しかったり、体調崩したり…。いろいろあったのよ。」
「今日は元気そうだね…。」
「元気だけど、忙しいわよ。」
「こんなところで立ち話もなんだから、上げてくれないか?愛姫ちゃん。」
「話だけって言ったでしょ。終わったら帰ってね。」
「愛姫ちゃん!」
麻木さんは私を急に抱きしめ、キスを迫ってきた。私はそれに抵抗した。麻木さんに抱きつかれて抵抗したのは初めてだった。
あとは、このまま麻木さんを迎え入れるか、ドアをロックして拒絶するかの二者択一だ。
私の頭の中は、クルクルと回転した。今まで麻木さんとずるずると関係を続け、自らも性欲のはけ口として彼とのラブホデートを楽しんできた自分。いま、麻木さんを精神的に受け入れたくない自分。でも求められれば受け入れてしまうであろう自分…。
私の決心がつかないでいるうちうに、玄関のチャイムが鳴った。インターホンを取ってモニターを見る。やはりそこには麻木さんの姿があった。
「はい。」
私はよそよそしく返事をした。
「ごめん。愛姫ちゃん。入れてくれるかな?」
「なんで、急に来たの。そんなに我慢できなくなったの?」
「そんなんじゃないよ。話がしたくなったんだよ。まずは入れてくれよ。こんなところで会話してて、ご近所の人に見られてもまずいだろ。愛姫ちゃん。」
「わかった。待ってて。」
私は仕方なく玄関のロックを解除した。と同時に麻木さんがドアを開いて飛び込んできた。
麻木さんは顔を紅潮させていた。
「ごめん。急に押しかけて。愛姫ちゃんにはいつも無理させてさ…。」
「それが解ってるなら、どうして急に…?」
「愛姫ちゃん…僕のことずーっと避けてないか?ここ最近。いやかなり前から急に。」
「だから言ったでしょ。忙しかったり、体調崩したり…。いろいろあったのよ。」
「今日は元気そうだね…。」
「元気だけど、忙しいわよ。」
「こんなところで立ち話もなんだから、上げてくれないか?愛姫ちゃん。」
「話だけって言ったでしょ。終わったら帰ってね。」
「愛姫ちゃん!」
麻木さんは私を急に抱きしめ、キスを迫ってきた。私はそれに抵抗した。麻木さんに抱きつかれて抵抗したのは初めてだった。