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愛姫のあぶない投資性活
第17章 純愛の芽生え〜プラトニックラブへの再スタート〜
しかし、麻木さんの腕力に抵抗できるはずもない。私は玄関の壁際に押しつけられ、無理矢理唇を奪われた。

唇を奪われてしまうと、急に私の身体が反応してしまった。麻木さんと普通以上に濃い肉体関係を築いて来た自分の身体が。

抵抗しなくなった私を、麻木さんは猛獣のように襲った。

カーディガンを肩まで剥ぐと、タンクトップに張り出した私の旨を掴み、揉みながら首筋に唇と舌を這わせる。猛獣が獲物の頸動脈にとどめの牙を打ち込むように。

「愛姫ちゃん。僕とはもうダメなの?そんなこと無いよね。」

そう言いながら、私のお尻を掴み、スカートをめくり上げる。

「ダメッ!止めてっ!そんな気分になれないっ!」

麻木さんには私の言葉など耳に入らないようだ。執拗に私の全身を掴んで擦りながら、衣服を剥ごうとする。ついにカーディガンは脱がされ、タンクトップをたくし上げられ、ノーブラの乳房が露わにされた。そこにも麻木さんの大きな手と唇と舌が襲いかかる。

「あぁぁん。こんなところで嫌よ。あんっ!止めてっ!」

「もう我慢できない。愛姫ちゃん。もういいだろ。愛姫ちゃんだって、我慢できないんだろ。身体がそう言ってるよ。」

麻木さんは私のショーツの上からアソコをさわって、温りと湿気を感じたのだ。

「胸にキスされたり、そんなところ触られたら、そうなっちゃうわよ。でも、シタくなんかないっ!」

麻木さんは靴を脱ぎ捨て、持ち前の腕力で私を抱きかかえると、廊下をリビングに向かって歩いていった。私はもう抵抗をすっかり諦めて、落とされないように麻木さんにしがみついていた。麻木さんは身長が180cm超で、体格も高校大学とラグビー部に所属していたから今でも頑健だ。163cmある成人女性としては長身な私でも、軽々と抱きかかえることができる。

麻木さんはリビングが、半分私の仕事場で、デスクやPC、小さな丸い食卓、ソファーがところ狭しと置かれているのを見て、隣の寝室の引き戸を開けた。寝室はセミダブルベッドだけが置かれて、整然としていた。そこに私を持って行くと、ベッドカバーの上に私を落とすように、押し倒した。

「きゃぁっ!」

「乱暴なことしてごめん。愛姫ちゃん。もう我慢できないんだ。許してっ!」

麻木さんは再び、私の唇を奪った。私は侵入しようとする舌を先ほどまでは頑なに拒んでいたが、すでにそれを受け入れていた。
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