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第18章 泥沼の愛憎

麻木さんはベッドの上で、絡みもしない、マグロ状態の私の身体を貪った。

タンクトップは首元までたくし上げられ、露になった乳房の谷間に顔を埋め、まるで頬ずりするかのように、乳首を横からしゃぶりその唾液で私の乳房は濡れた。

そして、総ゴムシャーリングの綿のフレアスカートはウエストまでめくられ、ショーツの上から強引にクリや小淫唇を擦られた。

私はただ麻木さんに身体を貪られているのを、まるで傍観者のように下目に見ていた。でも身体は感じることを忘れてはいない。

「はぁ…、はぁ…、愛姫ちゃん…濡れてるよ。欲しいんだろ。無理しなくていいよ。いつものの愛姫ちゃんなら、欲しがるじゃないかっ。」

麻木さんは、反応もせず力の抜けた私の下半身からショーツを無理矢理引きずりおろして、左右の脚から抜くと、ベッドの下に放り投げた。そして、強引にクンニを始めた。

「愛姫ちゃん。すごいよ。すごく濡れてるじゃないか。身体は正直だね。無理しなくていいよ。」

私が、必死に手で自分の口を押さえているのを見て、麻木さんは挑発した。しかし、私はいつもなら乱れて上げる淫声を漏らさないようにしていた。そして、ただ私の身体を蹂躙する麻木さんを見つめていた。

麻木さんは、クンニをしながら指入れをして、私を目覚めさせようと必死なあまり、どんどん乱暴になっていく。

「はぁ、はぁ、本当は感じてるんだろ、愛姫ちゃん。ほら、こんなになって音まで出ちゃうよ。」

『クチュ…クチュ…ピチャ…ピチャ…。』

私の膣内から、淫蜜を指で掻き出し、膣口でわざと音を増幅させた。

「なんだ。今日はお口でしてもらえそうもないな。いつもなら愛姫ちゃんから欲しがるくせに…。それも我慢するの？」

そう言うと、麻木さんはシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になり、ズボンもトランクスも脱いで自ら全裸になった。

「そんなにまでしてシタいの…？麻木さん…。」

「そうだよ。僕たちはいつもそういう関係だったじゃないか。むしろ愛姫ちゃんの方が求めてきたんじゃないか？」

「そうかも知れない。でも麻木さんはシタいだけだったんだ…。あんっ！いやっ！」


麻木さんは私の問いかけなど、どうでもいいかのように私の両膝を掴むと、強引に私の身体を手前に引きずり、開脚させた。