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愛姫のあぶない投資性活
第4章 投資セミナーでの出会い
私は春日君を待たせて座らせていた、フロントからちょっと離れたフロントとウエイティングルームを仕切る段差の前の数脚置かれた籐椅子の隣の椅子に座り、耳元で、

「クリーニングが済んでいて、今すぐ空く部屋があるって、割と広い部屋みたい。」

そう言って間もなく、

『489番でお待ちのお客様、お部屋のご用意ができましたので、パネルの前までお待ちください。』

というアナウンスがあった。私の持っているチケットがまさに489番(ヨヤク)だった。これには、さすがに緊張している春日君でも気づかれるかなと、ちょっとは危惧したが、一部屋だけ写真が点灯して、パネルが変化したので、そちらに気を奪われたらしく、私の杞憂に終わった。
二人でパネルの前に立ち、

「このお部屋みたい。ちょっとオシャレね。」

何気なく、私はそんな分かりきったことを言って、春日君を促して、『入室』→『確認』画面を続けざまにタッチさせた。春日君はいちいち私の顔を見て、動作している。そして部屋番号の印字されたチケットが出て来て、コンピューターの音声が、

「お部屋の番号を確認して、お間違えの内容ご入室ください。」

とアナウンスしたので、春日君は、入室専用昇りエレベーターの前に立って、また私の顔を見てから、ボタンを押した。
エレベーターはすぐに開き、再び春日君が部屋番号のチケットを見ながら、505号室の5階のボタンを押した。
狭いエレベーターは、ピンクのライトで照らされた空間で、ルームサービスの新設メニューなどの貼紙が掲示されていた。
私は今とばかりに、春日君の腕に寄り添い、頬を彼の肩に寄せた。春日君はまだ緊張しているのか、私のスキンシップに驚いたのか、やや強張った表情で階を示すランプを見つめている。
…と、すぐに5階に到着して扉が開いた。エレベーターを出るとエレベーター前に、部屋番号と矢印のランプが点灯していて、左へ向かうよう指示された。

「ここね。505。」

私な小声で囁き、春日君の背後に立った。春日君は私に押されるように部屋の玄関扉を押し開いた。
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