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愛姫のあぶない投資性活
第4章 投資セミナーでの出会い
そう言って、また私からキスを求めた。今度は明らかに唇がさっきよりは強めに、重ねられた。ただその先が続かない。仕方かないので、私から軽く、春日君の唇を舌でこじ開け、舌を少し絡ませた。春日君もやっと舌を連動させてくれたが、やっぱりぎこちない。

「もっと舌を絡ませて吸っていいの。フレンチキスってよく、軽いキスと誤解されてるけど、本当は恋人同士の証に舌を相手の口に入れるキスなのよ。だから、私たちもそうしましょ。そうしてっ…。」

再び私からキスを求めて、春日君の首に両手を回して抱き着いた。やっと春日君もキスをしながら、私の肩を抱いてくれた。でも、抱くというより、掴んでいる方に近い。
私はキスを解くと、背中を向けて、

「優しく脱がせて。」

と、懇願した。春日君の手指が首のホックに掛かるが、なかなか外せない。

(後ろファスナーを男性に脱がせてもらうのって、自分もドキドキだし、男性もドキドキで、興奮材料にいいかなって思ったけど、彼には重たすぎたかなぁ…。)

「よくみて、ゆっくり引っ掛かりを抜くだけだから。」

ようやく、ホックが外せた。そうして、やっとファスナーを下ろし始めた。一番下まで下ろしてもらうと、そこから先は私自ら脱いでしまおうと考えた。

(やっぱり彼は経験薄。SEXを前に、このままでは、まどろっこしい、もしかしたら童貞?それは後で判るだろうから。今は最低限、私から進めないと…。)


私はウエストベストを緩め、足元からワンピースをスルスルっと脱いで、ソファーの背もたれに掛けた。

「今度はストッキングを脱がせて。」

私はそう言って、両脚を春日君の方に揃えて向けた。
春日君が腰から指を入れて、

「このまま引いて下ろして大丈夫ですか?」

と、尋ねてきた。

「太股まで下ろしたら、後は傷つけないように、丸めながら下ろして脱がせて。」

春日君は真剣な表情で取り組んでいる。私は可愛らしく感じてきて、思わず手を添えて手伝った。
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