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愛姫のあぶない投資性活
第4章 投資セミナーでの出会い
二人でベッドルームに戻ると私たちは、ベッドに寄り添って座り込み、冷蔵庫からサービスドリンクのミネラルウォーターを出して来て喉の乾きを潤した。

「こういう時、ビールとか炭酸って美味しく感じるのよね。」

「こういう時って?どんな時ですか?」

「やだぁ…私に言わせるのぉ?お風呂でSEXしちゃった後のこと。SEXってね。一種のスポーツだから。運動してきた人ほど、烈しいSEXするんだって。アメリカの生理学者の説らしいけど…。」

「白石さんは何かスポーツしてたんですか?中学、高校、大学時代って?」

「私?私ねぇ、小学生から高校まで水泳してたの。小学生ってスイミングスクールに習い事でよく通うでしょ。そしたらたまたま、バタフライや自由型が早くてJr.の県大会にスクールから選手になりなさいって言われたのが始まり。それで、ずーっと続けちゃっただけ。でも全中とかインターハイなんかに出られる選手にはなれなかった…。」


「そうなんですかぁ…僕は特に何もしなかったなぁ。所謂帰宅部ですね。確かに白石さんの肩って、張っていて女性だけど、スーツが似合いそうですね。」


「そうなの…よく肩パット要らずの肩だって言われたわ。いまはそういうお洋服のデザインは流行ってないけど…。」

そんな取り留めのない会話が続いたが、何故か私は今こうして、春日君を誘惑したことの真意について言及されないように、しきりに饒舌になっていた。


「そろそろ、汗も引いたからベッドに入る?ちょっと待っててね、髪だけ濡れちゃったから、乾かして纏め直してくるね。」


私はそう言って、洗面ルームへと向かった。髪のこともあったが、私にはもう一つ理由があった。それは、ベビードールと紐Tバックショーツの、セクシーランジェリーを、今日の勝負下着第2弾に用意していたからだ。
私はメイク道具のポーチを取るかのように、バッグから、ランジェリーの入ったポーチを取り出し、さっとバスローブの中に着込んで、ベッドに戻った。
春日君はベッドサイドの照明パネルのボタンをいろいろ押して、薄暗い照明を調節していた。
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