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愛姫のあぶない投資性活
第5章 ハニートラップ
結局、私たちは、ベッドシーツに潜り込み、ラブ×2なトークタイムだけで過ごしているわけにはいかなかった。

私が、髪をとかしに、洗面所に戻り、ドレッサーで髪の濡れた裾を乾かしてベッドに戻ると、私の裸にタオル姿を見た春日君はすぐに欲情していまい、やにわにベッドに押し倒され、4回目の情交を交わした。『極厚』のコンドームと、4回目ということもあり、彼は挿入してから、かなりの時間持続してから果てた。『極厚』コンドームの中に射精されたザーメンは僅かだった。その時の熱く長いSEXでついに、精も魂も尽き果して、私たちは、お互いの様子に気づくことなく、それぞれに深い眠りに堕ちていった。

数時間後、私はメイク落としも洗顔もしていない違和感で目覚めた。ベッドサイドのパネルの液晶時計は午前7時を示していた。

私が慌てたが、隣で枕に顔を埋めて寝息を立てている春日君を起こさないように、そっとベッドから出て、メイクを落とし、洗顔して、歯磨きを始めた頃、春日君もまだ眠たそうな顔で私の横に立ち、歯磨きを始めた。春日君は、男性らしく、さっさと私より先に洗顔を終えて、私の後ろに立ち、私の様子を観察していた。すると背後から迫る彼の姿が大きな鏡に写った。彼は後ろから、私を抱きしめながら耳元で囁いた。

「ノーメイクの愛姫さんも、きわいいなぁ。それにタオルからはみ出しそうなオッパイはやっぱりそそられちゃいますっ。」

「いゃん!もう朝の7時過ぎよっ。」

春日君は朝立ちして、私の裸にタオル姿にまた欲情してしまったのだ。爆睡していたし、性欲も回復したのだろう。

私のタオルを剥ぎ取ると、胸を揉みながら、しきりにキスを求めてきた。私は再び若い性欲に負けてしまった。

鏡の前で、そこに映しだされた自分たちの恥態にも興奮を覚えた。ベッドに戻り、寝起きのSEXはそれまでにない新鮮さもあった。何より春日君の朝立ちは、完全復活なのだ。しかし、もう出せるだけの精子は彼に残されていなかったようだった。果てた後に、外された『極厚』コンドームは、中に僅かばかりのザーメンを残しただけで、ペラペラとしていた。

私たちは降り出しに戻って、シャワーを浴び、シャンプーをすると、身体と気分を一新させてチェックアウトした。自動清算機の示した時間は9時だった。
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