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愛姫のあぶない投資性活
第6章 魔性の女に貢ぐ男たち Ⅰ
その後、麻木さんは会社に警備をセットすると、私を郊外の大きなショッピングモールに連れて行き、季節的にはすでにクリアランスの対象商品になっていたものの、お気に入りの夏物ワンピースとスカーフ、それに夏物カーディガン、ストッキングまで選ばせてくれた。もちろん支払いは麻木さん持ち。さらにランジェリーショップの前で、

「ブラとショーツも汚れちゃったなぁ…。」

と、呟くと、

「仕方ないなぁ…じゃあいいよ。」

といって新作のブラ、ショーツセットまで買わせてしまった。


(自分のオフィスなんかで、欲情して迫った挙げ句、SEXさせてあげた代償なんだから…。それにこの後だってきっとラブホに誘って、きっとコスプレをせがむんだから、このくらいはしてもらわないと…。)


ショッピングモールの中のレストランで遅いランチを済ませ、私は、さて駅まで送ってもらおうかな…っていう雰囲気をわざと漂わせて、

「これさっそく、帰ったらもう一度着てみよう。麻木さん本当にありがとう!」

と、ショッピングバックを後席に回して置き、お礼の挨拶をすると、

「えっ、これから、いつものデートはダメなの?」

と、ちょっと不満げに呟く。

「だって、さっき結構、濃ゅ〜いエッチしたじゃない。しかも、オフィスラブのスティエーションを堪能できたでしょ?」

と返すと…。

「だって、1回だけじゃないかぁ…。」

今度は子供が駄々をこねるような言い方で、運転席で俯く。

「本当に麻木さん、すきなのね…まだ溜まってるの?すごくエッチっ!スケベぇ!」

「僕っ?始まれば、愛姫ちゃんだって相当エッチだよっ!すごく求めてくるじゃないか…。」

「えへへっ…、そうよねぇ…麻木さんのこと言えた義理じゃないわよねぇ…じゃ、いきましょう!」

「ありがとう。だから愛姫ちゃんすきっ、最高っ!」

急に元気になった麻木さんは、ノリノリ気分で運転を始めた。そうして、あまり時間も要さず、前回と同じ、高級ラブホのエントランスをくぐり、駐車場に着いた。

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