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愛姫のあぶない投資性活
第6章 魔性の女に貢ぐ男たち Ⅰ
私はベッドの端に腰掛け、バスローブを脱ぐと、まずシースルー紐パンツを履いた。紐がMAXの状態で結んであったから、ウエストが緩い。麻木さんが例のように、スタイリストよろしく、紐をウエストに合わせて結び直してくれた。

「これでバッチリだね。お尻のフリルが可愛いなぁ。」

それから、紺ハイソックスを履く。これは伸縮性があるから問題なし。そして、シースルーセーラー服を羽織り、前開きのファスナーを閉じた。やっぱり胸がぎりぎりだったけど、無理なく着こなせた。バストが張りだして、シースルーだから乳首の突起が目立ってしまった。

「乳首も乳輪もはっきりみえてエッチだね。」

(今更、エッチだなんて…それに期待してシースルーのを選んだくせにぃ…。)

そして、襟と同色の紺のミニプリーツスカートを履いた。でも何か物足りない。そうだ、胸にリボンもリボンタイもスカーフもない。だけど、胸にはスカーフ通しが着いていて、スカーフを結んだり、リボンを着けたりするタイプではないようだ。

「麻木さん、スカーフ付属してなかった?」

麻木さんがもう一度、それぞれがパッケージされていた、ビニール袋を散らかした床から拾って確かめた。

「あった、あった!紺のスカーフだから、目立たなくて、ビニール袋と一緒に丸めちゃってたよ。」

そう言って、スカーフ広げてシワを伸ばす。

「これ最初から三角だね。」

「コスプレ用だから、ペラペラなのは仕方ないは。本物より簡素でしょ。」

私が大きな三角巾の紺スカーフを襟に通すのに、麻木さんが襟を持ち上げて手伝ってくれた。胸のスカーフ通しに先を通し、スカーフの端を整えて、着替えが完了した。

「じゃ、髪はまたツインテールにしょうか!」

一回髪を強くまとめると、後が残ってシャンプーし直さないと変なウェーブが残ってしまう。私は前回も聞いたように、シュシュで軽くポニーテールにするのではダメかと、再び彼に問うた。

「愛姫ちゃん、今流行りの裾をカールにした、大人の髪型だろ、なんか違和感が残っちゃうんだよねぇ…。やっぱりツインテールにしてよ。見た目も高校生そのものと区別つかないくらい可愛いくなるよ。」

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