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第2章 映画館 ～すみれ～

「いやああ！見ないでっやだやだ！」

逃げようと、体をくねらせたけど、床に落ちてしまった。

「あんまり手間かけさせないで」

「うっ、うっひっく、やだあ...あん」

「あんまり使ってないみたいだね。もしかして処女？」

「う...ん...あん」

「ラッキーじゃん！いくつ？名前は？」

「16...すみ..れ...ああん！」

顔を床に押し付け、男が背中に覆い被さった。

「ひっ..ああん...や...」

「すみれちゃん、映画みようか」

「え？」