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第7章 合コン

「おぅ、お待たせ！」



日向に連れられて行った先には、男が3人女5人が待っていた。



「………おい日向。」

合コンじゃねぇか。



怒りの籠った声で日向を見ると、ニヘラっと笑ってやがった。

「男が足りなかったんすよ。」


騙しやがったな…。


「帰る。」


さっさと出ようと踵を返すと、背中から懐かしい声が聞こえた。


「タクちゃん？」



え？



「「「「タクちゃん？」」」」


全員の声がハモった。



ゆっくり、振り向くとそこには懐かしき大学時代の友人の妹、田浦 唯が立ち上がって笑顔を向けていた。