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第7章 合コン

そんなこんなで、気がつくと何人かは居なくなっていた。


持ち帰りか…。


残ったのはオレ、唯、日向、岬 遥香という唯の友人だった。


なので、流れから会場から一番近い日向の家で飲み直すことになる。




日向の家は、都合が良いことに一軒家だ。

奴の両親は早くから無く、最近まで世話になっていた祖母も亡くなってしまった。


一応妹と兄が居るが、妹は嫁に、兄は単身赴任で地方に行っているとのこと。


ちなみに兄はオレと同い年で、日向はいつか「兄貴みたい。」とオレに言っていた。


本人を見たことはないが、兄貴みたいに慕っているなら、騙すなよ…。


思い出して深いため息をついていると、二次会宅飲みが始まった。