この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
王子の甘い罠
第3章 の
「で、脅されて」
「王子が脅したの?」
エセ王子は部ではしっかり仮面をかぶり続けているらしい。
「そ。あんたんトコの王子が脅迫したのよ」
「なんて?」
「この本と同じ事をしませんか?って」
「・・・・」
「それってすみれが攻める方?
すみれのSはSMのS。
宮本王子のMはSMのM・・・?」
「真樹!私の話聞いてた?逆よ!逆!」
あ、ぁ。とうなづいたけど
どう考えても、真樹は王子が私に攻められると思ってるな。
「あのね!王子はね、エセよ。あれは正真正銘のSなのよ!」
「・・・・」
そんな私の言葉が信じられないような顔で
私の事をじっと見つめる。
「すみれさん、僕がエセだってばらしちゃだめですよ」
笑い声と一緒に王子登場。
何が「僕」よ。
「宮本君」
嘘でしょう?という願望とともに真樹が王子を見つめた。
「ごめんなさい。山口さん。僕は正真正銘のSなんですって」
だから、僕ってやめなさいよ。
「でも安心してください。僕がSになるのはすみれさんの前だけです。ね?」
と王子のほほ笑みで私を見つめる。
「・・・どうでも良いけど。何か用?」
「冷たいな。昨日のベッドの中とは別人だ」
あんたもね!
「今日も一緒に帰りませんか?」
そう言って耳たぶを噛んだ。
「真樹!広報はどうなってんの!」
「今・・・忙しくないの」
真樹は目の前の王子の行動が信じられないらしい。
「ということで、海外にお迎えに行きますから」
そう言って少しだけ悪魔の顔になった王子がニヤッと笑った。
「王子が脅したの?」
エセ王子は部ではしっかり仮面をかぶり続けているらしい。
「そ。あんたんトコの王子が脅迫したのよ」
「なんて?」
「この本と同じ事をしませんか?って」
「・・・・」
「それってすみれが攻める方?
すみれのSはSMのS。
宮本王子のMはSMのM・・・?」
「真樹!私の話聞いてた?逆よ!逆!」
あ、ぁ。とうなづいたけど
どう考えても、真樹は王子が私に攻められると思ってるな。
「あのね!王子はね、エセよ。あれは正真正銘のSなのよ!」
「・・・・」
そんな私の言葉が信じられないような顔で
私の事をじっと見つめる。
「すみれさん、僕がエセだってばらしちゃだめですよ」
笑い声と一緒に王子登場。
何が「僕」よ。
「宮本君」
嘘でしょう?という願望とともに真樹が王子を見つめた。
「ごめんなさい。山口さん。僕は正真正銘のSなんですって」
だから、僕ってやめなさいよ。
「でも安心してください。僕がSになるのはすみれさんの前だけです。ね?」
と王子のほほ笑みで私を見つめる。
「・・・どうでも良いけど。何か用?」
「冷たいな。昨日のベッドの中とは別人だ」
あんたもね!
「今日も一緒に帰りませんか?」
そう言って耳たぶを噛んだ。
「真樹!広報はどうなってんの!」
「今・・・忙しくないの」
真樹は目の前の王子の行動が信じられないらしい。
「ということで、海外にお迎えに行きますから」
そう言って少しだけ悪魔の顔になった王子がニヤッと笑った。