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王子の甘い罠
第6章 罠
半分渋々に。
半分はかわいらしいデザインと色に着てみたいと思ってしまったから。
その下着に着替えて「どう?」と聞くと
「うん。似合ってる。可愛い」
と、大満足そう。

「さ。始めようか」

そう言ってシュルンッと音を立てて首からネクタイを抜き取った。
そのしぐさが最高に色気をかもし出す。
そしてそのまま私の両手を後ろで固定した。

首筋にキスをしてゆっくりとキャミソールの上から
透けている乳首を口に含んだ。

「んぁぁ・・・・ぁ」

軽く噛んで刺激をして指でつまんで刺激する。
触られていないのにゆっくりと下着がぬれるのが分かる。

「手・・・手ほどいて。王子を抱きしめたい」
「無理」

あっさり却下されたもどかしさが
相手を抱きしめられないもどかしさを増長させる。

すでに濡れた下着を片足だけ外して
片足の足首に絡ませたまま
足を開いて秘部を露出させた。

「あっっ・・・」

「閉じないで」

閉じようとする羞恥心を笑うように足を開かせる。
明るい電気の中、
私をベッドに横たわらせて、私の秘部を音を立てて舐めた。

「いやっぁ」
「気持ちいいんだろ?」

指と舌でさんざんいじられたそこはもう、少しの刺激で身体中に震えが来る。

「入れてほしい?」
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