この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
意外と広い胸にすっぽり体が収まった私の頭に、センパイがチョコンと顎を乗せた。
「今までのやり取りを観察して事情は何となく分かった。君たち、二度とマユミちゃんにちょっかい出さないでくれる?」
「センパイ…?」
「はあ?なに言ってんだ、アンタ頭おかしいのか?マユミはオレらのモンなんだよ、そっちこそ横から手ぇ出すんじゃねぇ!」
「ぎ、ギンタ君、マズイって!止めようよ」
いつもはギンタの尻馬に乗るミツオが、今日は珍しく仲裁に入る。
生徒会長まで務めた最上級生にケンカを売るのは分が悪いと考えたのだろうか。
「今までのやり取りを観察して事情は何となく分かった。君たち、二度とマユミちゃんにちょっかい出さないでくれる?」
「センパイ…?」
「はあ?なに言ってんだ、アンタ頭おかしいのか?マユミはオレらのモンなんだよ、そっちこそ横から手ぇ出すんじゃねぇ!」
「ぎ、ギンタ君、マズイって!止めようよ」
いつもはギンタの尻馬に乗るミツオが、今日は珍しく仲裁に入る。
生徒会長まで務めた最上級生にケンカを売るのは分が悪いと考えたのだろうか。