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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
「お前、マユミをこんなヤツに取られてもいいってのかよ?冗談じゃねぇ、オレはマユミの最初の男だ!誰にも渡すもんかよ」
「やめてッ」
センパイは悲鳴をあげる私を抱いたままヒョイッと身を翻し、殴りかかってきたギンタに足を引っ掛けて転ばせた。
しばらくは何が起きたか分からないようで目をパチクリしていたギンタは、センパイの視線に気づくと真っ赤になって立ち上がる。
「畜生!」
だけど何回繰り返しても拳はセンパイを掠りもせず、そんなに体を鍛えているわけでもないギンタはすぐに息があがり、立っているのがやっとの状態になった。
「やめてッ」
センパイは悲鳴をあげる私を抱いたままヒョイッと身を翻し、殴りかかってきたギンタに足を引っ掛けて転ばせた。
しばらくは何が起きたか分からないようで目をパチクリしていたギンタは、センパイの視線に気づくと真っ赤になって立ち上がる。
「畜生!」
だけど何回繰り返しても拳はセンパイを掠りもせず、そんなに体を鍛えているわけでもないギンタはすぐに息があがり、立っているのがやっとの状態になった。