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禊(みそぎ)
第2章 虚像
「お義母さん遅くなりました。夕飯の支度しますね。」

そう言いながら私はリビングの扉を開けて、義母に笑いかけた。

「今日は英司さんも来てるんですよ。そこのスーパーで偶然出会ったんで、一緒に夕飯食べましょうとお誘いしたんですよ。」

義母はほっこりした笑顔を浮かべて、私の後ろからリビングに入って来た彼に視線を送った。

「まぁ、珍しい事もあるもんだねぇ。久しぶりじゃないか。元気にしてたかい?」

そう言いながら、彼に手招きして座る様に促した。

彼は少し照れくさそうに義母の向かいに腰掛けた。
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