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禊(みそぎ)
第2章 虚像
すぐにでも旦那の携帯に電話して、真実を確かめるべきだったのかもしれない。

眠れぬ一夜を過ごすくらいなら、あの時何故私は妻としてあの女に強く抗議しなかったのだろう。

心のどこかで旦那がひょっこり帰って来る事でも期待していたのだろうか?。

今となっては、もうどうでも良かった。

私を裏切った事に変わりはないのだ。

もう充分過ぎるくらい涙を流し、思い悩み、心身共に疲れ果てた。

この2年間、私は良く頑張った。家庭を壊さぬ様に、何事もなかったかの様に暮らしてきた。

いつか旦那の口から真実が打ち明けられて、私にすまなかったと頭を下げて謝ってくれると信じてきた。

しかし、そんな事は私の勝手な思い込みだった。

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