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禊(みそぎ)
第3章 花火
エレベーターに乗り込むと、彼はいきなり私を抱きしめた。

そして激しく唇を求める。私はそれに応え、舌をからませる。何だか頭がボーッとしてくる。興奮と快感の脳内麻薬で気を失いそうだった。

彼の部屋の階に着き、足早にエレベーターを降りて部屋に向かう。

カギを開けて部屋に入り、私達はそのまま玄関に倒れ込む。

彼が覆い被さり、わたしの胸をまさぐる。

このまま散歩で汗ばんだ 体を抱かれるのが恥ずかしくて、シャワーを浴びさせ欲しいと頼んだけれど、彼は無言で私を抱き上げ、ベッドへと向かった。

そして私をベッドに寝かせ、私のブラウスのボタンを外し、自分のTシャツを脱ぎ始めた。

そしてジーンズを脱ぎ捨て、トランクス一枚になった彼は、私のブラウスを脱がせてスカートのホックを外した。私はあっという間に下着姿になってしまった。
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