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禊(みそぎ)
第3章 花火
英司君が私の髪を撫でながら聞いてきた。

「姉さん、兄貴と離婚するの?」

ビックリした私はぺニスをくわえたまま、むせ込んでしまった。

「女の所に入り浸りで、まともに家にも帰って来ない旦那と、いつまで暮らすつもりなの?」

「姉さん辛くない?内職と母さんの身の回りの世話と家事に追われるだけの毎日だろ?」

そう言いながら私の顔を覗き込む。

私は英司君のぺニスをしゃぶるのを止め、彼の前にきちんと正座して話した。

「英司君には嘘をつきたくないから話しておくね。はっきり言って私は達夫さんには愛情はないわ。でも私が出ていったらお義母さんのお世話は誰がするの?足の悪いお義母さんには、介助が必要よ?」

英司君は少し考えて答えた。
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