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禊(みそぎ)
第4章 シンパシー
あれから英司君とは二週間ぐらい連絡を取っていない。私が考える時間を彼は与えてくれているのだと思った。

いつもの日常が、淡々と過ぎていく。

お義母さんが足の手術をする事になり、検査入院している。

英司君にもその事を伝えなければならないので、連絡をしなくてはならない。

何となく話が上手く出来なさそうで、私は躊躇していた。

お昼を済ませてから、病院に顔を出そうかと考えていると、玄関のカギを開けて誰かが入ってきた。

こんな時間に誰かしらと考える間もなく、リビングの扉を開けて旦那が入ってきた。

酷く疲れた顔をしている。

私は平静を装い「あら、こんな時間にどうしたの?」と、彼に尋ねた。
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