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作品集
第10章 平成28年2月…
◆『粋な生き方』より
ブロイヤードさんは、前立腺がんになり、わかったときには全身の骨に転移していました。
それが1989年8月のこと。彼は、1990年に70歳で亡くなりますが、その間にたくさんの文章を書いています。それをまとめたのが、
『癌とたわむれて』という本です。
とてもウイットに富んだものの見方が私は好きで、患者さんにもおすすめしています。
ブロイヤードさんは、全身の骨転移がわかったとき、「ときめいた」と言っています。
なぜ、ときめいたのか。
これがなかなかしゃれています。「わが人生にも締め切りが設けられた」
というわけです。
彼は優秀な評論家でしたから、いつも締め切りに追われていました。
締め切りがあるからこそ、いい原稿が書けるということも知っていたと思います。自分ががんとわかったとき、それを人生の締め切りととらえた感性には感服します。締め切りのない人生は、どうしてもだらだらと怠惰になってしまいます。締め切りが設けられた瞬間に、ぴしっと気持ちも締まります。
締め切りまでに何をしようかと、真剣に考えます。
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