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作品集
第11章 平成28年3月度

新たに学ぼう!
■読めますか?
【機微】
簡単にはわからない微妙な事情のこと。「主人はいい人ですが、女心の機微にうといのです」のようにいう。
【悩殺】
女性が美貌をもって男性の心をかき乱すこと。「殺」に殺すの意味はなく、語尾を強めるための字。
◇レオン・バッティスタ・アルベルティ
Leon Battista Alberti
1404年〜1472年
イタリア・ルネサンス期の建築家。
万能の人として知られ、
絵画・彫刻や音楽などの
芸術理論で後世に影響を与えた。
1404年貴族の子としてジェノヴァで生まれる。
パドヴァのバルシツィア校とボローニャ大学で学んだ。
1428年に卒業後はヨーロッパを歴訪し、1432年ローマに移った。
ローマではブルネレスキやドナテルロと交わっている。
アルベルティは古代ローマ建築を研究し、ウィトルウィウスの『建築論』に倣って自らも『建築論』を著した。
◆読めますか?の答え
[きび]
[のうさつ]
◆自分の内なる力で育ち、
強い生命力を備えた作物は「発酵」へと向かう。
生命力の強いものは、
「菌」によって分解される過程でも生命力を保ち、
その状況でも生命力を育む力を残している。
だから、食べものとしても適している。
反対に、外から肥料を与えられて無理やり肥え太らされた生命力の乏しいものは「腐敗」へと向かう。
生命力の弱いものは、
「菌」の分解の過程で生命力を失っていく。
だから、食べものとしてはあまり適していない。
(中略)
ある意味で「腐敗」とは、生命にとって不要なもの、あるいは不純なものを浄化するプロセスではないかと思うのだ。
これは、映画
『風の谷のナウシカ』の
「腐海」のイメージに重なる。
「腐海」は、人間にとって有害な瘴気(しょうき)を出し、汚れた土を浄化して、自然界のバランスを取り戻そうとしている。
おそらく、それと同じことが、「腐敗」という作用のなかで起きていると思うのだ。
■読めますか?
【機微】
簡単にはわからない微妙な事情のこと。「主人はいい人ですが、女心の機微にうといのです」のようにいう。
【悩殺】
女性が美貌をもって男性の心をかき乱すこと。「殺」に殺すの意味はなく、語尾を強めるための字。
◇レオン・バッティスタ・アルベルティ
Leon Battista Alberti
1404年〜1472年
イタリア・ルネサンス期の建築家。
万能の人として知られ、
絵画・彫刻や音楽などの
芸術理論で後世に影響を与えた。
1404年貴族の子としてジェノヴァで生まれる。
パドヴァのバルシツィア校とボローニャ大学で学んだ。
1428年に卒業後はヨーロッパを歴訪し、1432年ローマに移った。
ローマではブルネレスキやドナテルロと交わっている。
アルベルティは古代ローマ建築を研究し、ウィトルウィウスの『建築論』に倣って自らも『建築論』を著した。
◆読めますか?の答え
[きび]
[のうさつ]
◆自分の内なる力で育ち、
強い生命力を備えた作物は「発酵」へと向かう。
生命力の強いものは、
「菌」によって分解される過程でも生命力を保ち、
その状況でも生命力を育む力を残している。
だから、食べものとしても適している。
反対に、外から肥料を与えられて無理やり肥え太らされた生命力の乏しいものは「腐敗」へと向かう。
生命力の弱いものは、
「菌」の分解の過程で生命力を失っていく。
だから、食べものとしてはあまり適していない。
(中略)
ある意味で「腐敗」とは、生命にとって不要なもの、あるいは不純なものを浄化するプロセスではないかと思うのだ。
これは、映画
『風の谷のナウシカ』の
「腐海」のイメージに重なる。
「腐海」は、人間にとって有害な瘴気(しょうき)を出し、汚れた土を浄化して、自然界のバランスを取り戻そうとしている。
おそらく、それと同じことが、「腐敗」という作用のなかで起きていると思うのだ。

