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第12章 平成２８年４月度

歌の紹介！

●「バス・ストップ」（歌／平浩二：1972年）

「路線バスの旅」。なんだか、似たような番組が増えてしまい、新鮮味がなくなった感じがします。
バスには鉄道とはまた違う、いろんな人間模様が渦巻いているように思えます。地図にさえない小さなバス停、その一つ一つに物語があるようにも思えます。何て言ったって、一番身近な乗り物ですからね。
1972年に平浩二さんのハイトーンが響くこの歌が出てロングセラーになってからというもの、バスを舞台にした歌がよく出てくるようになりました。



●「Dear WOMAN」（2006年：歌／SMAP）

この歌は資生堂のＣＭで使われました。化粧品のＣＭソングって考えてみると、なかなかセンスが良く歌単独でもいい歌が多いですね。特にこの歌は女性への応援歌的な歌詞が、女性の支持を得て大ヒットにつながりました。2000年を越えたあたりから、レコードセールス（今じゃ「ミュージックビジネス」って言うんですって）は、まずは女性へのアピールから始まるようになりました。



●「パリの空の下」（ｴﾃﾞｨｯﾄ・ﾋﾟｱﾌ：1952年：日本ｺﾛﾑﾋﾞｱ）

明るい色彩を放つのが
「オー・シャンゼリゼ」。シャンゼリゼ通りの賑わいや、集う人々の歩く姿まで、明るく楽しく、とことん明るく楽しく歌い上げます。ヨーロッパならではという一曲です。
そして今回のテロ事件を受けて、ラジオなどで流れたのがこの「パリの空の下」でした。