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第12章 平成２８年４月度

ご存じですか…？

■「納豆は、一パックに何粒入っているか」？

ネバネバと糸を引く納豆を見て「そんな気持ち悪いものをよく食えるなぁ」
と、顔をしかめる納豆嫌いの人もいますが納豆は良質のたんぱく質を豊富に含んだ食材で昔は僧侶達が肉代わりに食べていました。

現代の僧侶は、
肉だろうと酒だろうとかまわず口にしますが昔の僧門では動物性の食べ物は禁制でした。

おでんに欠かせないがんもどきは、肉を使ってはいけない精進料理の中で
雁(がん)の肉に似せて
油揚げの間に、
細かく切った野菜や昆布などを混ぜたものです。
納豆も同様な意味から生まれた食料で生きて行く為に必要なたんぱく源を確保する為に、
僧侶達が好んで食べていたものです。
納豆の名前は、
僧房の納所(なつしょ)で作られていたところからきたといわれています。
さて納豆も、現在では、
パックや小さな紙カップに入ったものが一般的で一パックで一食分のご飯が食べられるような量になっていますね。では、
一パックにどのくらいの数の粒が入っているのでしょうか？
暇な人が食事の時に数えてみたところ、100〜120粒でした。