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作品集
第12章 平成28年4月度
共に考えましょう!
◆佐藤光浩 著
「ちょっといい話」より
ある少年のお話です。
石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。
普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。
優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。
しかし、彼は違いました。
「お婆さんの足代わりになってあげよう」と
思った彼は、
その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。
しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。
彼の家族でさえ、
最初は知らなかったといいます。
また、彼が受験を控えた
中学3年生のとき、
お婆さんが気遣って
、手伝いを辞めることを勧めます。
しかし、彼は1〜2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。
彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。
◆佐藤光浩 著
「ちょっといい話」より
ある少年のお話です。
石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。
普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。
優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。
しかし、彼は違いました。
「お婆さんの足代わりになってあげよう」と
思った彼は、
その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。
しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。
彼の家族でさえ、
最初は知らなかったといいます。
また、彼が受験を控えた
中学3年生のとき、
お婆さんが気遣って
、手伝いを辞めることを勧めます。
しかし、彼は1〜2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。
彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。