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第1章 希望が宝だ…♪

歴史の紹介です。

■　苗字制定記念日


１８７５（明治８）年
２月１３日、政府が
「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出しました。

これにより、全ての国民に姓を名乗ることを義務附けました。

江戸時代、苗字を使っていたのは貴族と武士だけでした。

明治３（１８７０）年
９月１９日に出された
「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことが許されました。

しかし、当時国民は政府を信用しておらず、苗字を附けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか苗字を名乗ろうとしませんでした。

そこで政府は、１８７４（明治７）年の「佐賀の乱」を力で鎮圧するなどして、強権政府であることを誇示した上で、苗字の義務化を断行しました。