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第18章 平成２８年１０月１日

◎幸運を呼ぶ宝箱※◎

◆決めつけるような文句は要注意です。
・〜というのはありえない・絶対に〜だ
・そんなことは当たり前だ・〜のはずはない
・誓ってもいい
・〜ということは考えるだけ無駄だ
・これだけは絶対自信がある
ものごとを決めつけた途端、人間の頭はその結論にあった情報だけを探し始めます。
認知心理学でいわれる
「認知的不協和」を回避するためです。
その結果、決めつけた結論をさらに強化するという
悪循環にはまることがあります。
したがって、決めつける前に、自分の思考プロセスを点検することが重要です。これらの断定的なことばには注意する習慣を身につける。“体”の生活習慣病も、“思考”の生活習慣病も、自らを、また自らの普段の習慣を振り返ることが、その治療の第一歩となるのです。


？クイズの答えです？

☆　1. 再び自己破産し、免責を受けることができる
過去に一度破産手続きにより免責を受けたことがあっても、免責許可の決定が確定してから7年が経過していれば、免責不許可事由に該当しないので、他の要件を満たせば免責されます。旧破産法の下では、10年の経過が必要とされていましたが、平成17年1月1日から施行されている新破産法では、制限期間を7年に短縮することで破産しやすくしました（252条1項10号イ）。さらに、たとえ7年以内に免責された経歴があったとしても、再び破産に至った事情などを考慮して免責することも可能としています（同2項）。
よって、過去に一度破産手続きにより免責を受けたことがあるAさんも、再び自己破産をして免責を受けることが可能です。