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第18章 平成２８年１０月１日

歌の紹介！

●「カルメン´７７」（歌／ピンク・レディー：1977年）

「カルメン」。
南フランスを舞台にした、あまりにも有名な歌劇ですね。

「カルメン」というのは、非常に色香を武器にして、さまざまな欲望を
ものにするという
「魔性の女」ですね。

自分の犯罪をチャラにしたくて、牢屋の看守に近付き、無罪放免にしてもらったり、そうかというと闘牛士に近付き、その財産を手に入れようとする。
なんか150年近くも前の戯曲には思えません、
今でも良く似た犯罪の話が話題になったり
しますものね。

最後は二股がバレてしまい、「殺せるものなら殺してみろ！」などと最後の最後まで男に言い放ち、
殺されてしまうんですけど、男たちを色香で翻弄し、翻弄したはずの男に殺されてしまうんですから
、スゴい女ですよ。
この歌劇「カルメン」に
登場する音楽は、組曲として音楽の授業で鑑賞しますね。どれもこれも大変な劇的な音楽です。カルメンの気性を表しているのか、
穏やかな音楽だなと聴いていたら、突然ffで
「ダーン！」と大きな音が鳴り響くんです。
ピンク・レディーの
「カルメン」もスゴい女が登場してきます。
「これでキマリです
これしかないのです
アッ、アンアンアンアンアあ〜あなたをきっと
とりこにしてみます」
当時、ミー＆ケイは１９歳でしたけど、ずいぶん若い「カルメン」に、若い男はメロメロになったものです。
いつの世も男は色香に弱いということでしょうね。