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第18章 平成２８年１０月１日

ご存じですか…？

■「黒こんにゃくと白こんにゃくの違いは？」

　こんにゃく芋の主成分であるマンナンは、水を吸収すると、膨張して糊(のり)状になります。
これに石灰乳などのアルカリを加えて、凝固させたものが、こんにゃくです。
そして
、黒いこんにゃくは芋を皮ごと用いたもので
、白いこんにゃくは皮をむいた芋で作ったものです。
要するに、
こんにゃくが黒かろうが
白かろうが、原料は同じこんにゃく芋であり歯ごたえや舌ざわりには違いがあるものの、両者は文字通り
「同根」のものです。
ただ、こんにゃく芋を直接おろして作っていた昔のこんにゃくと違い
最近のこんにゃくは芋を製粉して作っています。
その為、白いこんにゃくに仕上がるのが普通です。
しかし、
それでは昔ながらの黒いこんにゃくのイメージから遠ざかってしまう為製造の途中でひじきなどの海藻を入れます。
この海草は、全体を黒っぽく見せるための粉状のものとこんにゃくの表面に点々を入れる為の粒状のものを混入します。
最近の黒いこんにゃくは、ずいぶん手間がかかっているのです。
こんな手間をかけているのは、一時期、白いこんにゃくが圧倒的に増えた時
消費者から
「白いこんにゃくは、漂白剤を使っているのではないか？」
といった疑問が生まれたからです。もちろんそんな事はないのですが
その疑惑を払拭する為、
ひじきなどの海藻が用いられるようになりました。



■鍵穴に入れた時、鍵が思うように進まない時は...？

何年も鍵を使い続けていると、鍵が中々入らなくなったりします。
そんな時は鉛筆の芯を削ったものを鍵にふりかけます。これを繰り返すと、鍵が滑りやすくなり、快適に使えるようになります。
鉛筆の芯の成分がそうさせているのです。