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作品集
第9章 平成28年の元旦の幕開けですねー
歌の紹介!
※謹賀新年※
歌は心を豊かにして…新たな喜びが…今年もよろしくね。

● スーダラ節
(ハナ肇とクレージーキャッツ・1961年)

「わかっちゃいるけど、やめられねぇ
ア、ソレ、スイスイスーダララッタ、スラスラ、スイスイスイ…♪」
高度成長期の日本のサラリーマンを大いに励まして
元気つけたのは、やはりこの歌に代表されるクレージーキャッツの歌の数々でした。クレージーキャッツの歌は、ともかく歌の出だしにインパクトがありました。「スーダラ節」は、クレージーの所属事務所が、レコード会社の東芝と全く関係のないところで、バンドと歌を同時に収録する昔ながらの一発録りで、マスターテープに吹き込み、それをレコード会社に持ち込み買い取らせる、今で言うところの「インディーズ」のやり方で世に出た歌でした。歌う植木等さんも腰を抜かしました。
「わかっちゃいるけど、やめられねぇって、こんな能天気で無責任な男が出てくる歌、まともに歌えねぇよ。だいたい売れるはずはあるまい。」と。…ところが、発売するやいなや、瞬く間に売れに売れ「クレージーキャッツ」の名前は
全国的になったのです。



●「パラダイス銀河」(歌/光GENJI・1988年)

1988年というのは昭和の最後の年、昭和63年になります。この年、爆発的な人気を博したのがこの光GENJI。彼らはステージをところ狭しとローラースケートを履いて、動き回りけっしてじっとしてはいません。
アクロバットでも見ているかのようなパフォーマンスでした。
それでいて「口パク」では無いのです。テレビのこちら側は意外と冷静に見ているものです。そんな彼らの代表作は、どれも同じようなティーンエイジャーが抱く、率直な気持ちが歌われています。とりわけ「パラダイス銀河」は大きな共感を呼びました。

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