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作品集
第9章 平成28年の元旦の幕開けですねー
素晴らしいと思いました。

◆本田宗一郎の3分間スピーチ  上之郷利昭著


ハードウェアだけではなく、ソフトウェアを加えてこそ企業は社会の役に立つ

イトーヨーカ堂の伊藤雅敏社長が、あるときグループ内のファミリー・レストラン「デニーズ」でスパゲティを食べてみた。
ところが味と言えば、どうひいき目にみてもうまくない。伊藤はさっそく店長を読んで、一日どのくらい売れているのかと聞くと、
「16食ぐらい」という答えが返ってきた。
どこの店でも主力のスパゲティは、うどんやそばと同じように、ゆでたてがいちばんおいしい。
ところが、店長に話を聞くと、デニーズでは人件費を考えて、朝のうちに一度にゆでてしまうとことだった。伊藤は福島県郡山を訪れたとき、
「アニーローリー」というレストランで、スパゲティは本物の志向で、本場イタリアのものにも負けないほどうまく、おまけに値段も「デニーズ」より安かった。伊藤は即座に改善しなければならないと考えた。
同時に「デニーズ」はなぜ安くておいしいスパゲティを客に提供できないかを考えてみた。その結果、
スパゲティを売る側が、
企業経営的な考え方、つまり合理化志向をあまり優先させたために、客が来店するごとに一回、一回ゆでていけば味がいいのは分かっていても、それができなくなったという結論に達した。商いをしていく上で、
「感謝の心を絶対に忘れてはならない」という信条を持つ伊藤にとって、
このスパゲティの味は、
大変に反省の材料になったという。
「相手を尊重することから、あらゆることは始まる」というスピーチを読めば分かっていただけるだろうが、本田はたんにメーカーはモノを作って売ればいいとは考えていない。
製品のよし悪しが、直接ユーザーの命に関わる車という商品を作っているということもあるが、作って売る側の人間づくりをまず第一に考えている。
「ハードウェアだけではなく、ソフトウェアを加えてこそ企業は社会の役に立つ」

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