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第9章 平成28年の元旦の幕開けですねー

ご存じですか…？

■軽自動車が、前より大きくなった理由とは？


軽自動車のメリットは、
まず価格と税金が安い事です。(軽自動車税は、7200円だったのが、10800円に値上がりましたが
それでも、自動車税に比べると、まだまだ安いです。)その他には、燃費が良い事。車庫入れに悩まない事でしょう。広い車庫を望めない日本には、本当に向いている車です。事実、軽自動車は日本で生まれました。敗戦後、自動車を普及させる為、大衆車、実用者として開発された。日本人による日本人の為の日本独自の車なのです。その後1958年、富士重工がスバル360を発売すると大ヒット商品になり、日本中に軽自動車が溢(あふ)れました。
軽自動車は、税金などで優遇されているぶん、長い間その大きさは全長3.3m、
車幅1.4mと制限されてきました。しかし、1998年10月から、全長3.4m、車幅1.84mと少し大きくなりました。これは、軽自動車の速度が速くなった為です。
それまで軽自動車は、普通車より速度が出ない為
時速40kmで衝突しても大丈夫という軽自動車の安全基準で大きさが決められていました。しかし、現在は軽自動車といえども時速100kmが出ない車はありません。(2000年10月から高速道路での最高速度が、80kmから100kmに変わりました。)そこで、安全性をより高めるため、普通車並の基準が要求されるようになったのです。エアバッグが標準搭載になったのもこの頃です。そして、車体を大きくして、衝突時のショックを
和らげようというわけです。