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作品集
第9章 平成28年の元旦の幕開けですねー
歌の紹介!

●「可愛いベビー」(歌/中尾ミエ・1962年・日本ビクター)

原題「pretty little baby」。歌っていたのは
日本でも人気のあった
コニー・フランシス。
ミディアムな8ビートの
リズムに乗り、飛び跳ねるように歌うのがうまく聴かせる歌い方なんですけど、当時はなかなかこのリズムに乗れる日本人は少なかったとか。
中尾ミエさんのこのビクター盤は150万枚も売り上げるヒットでした



●「ハチのムサシは死んだのさ」(歌/平田良夫とセルスターズ:1972年:Danレコード)

安保法案が可決成立しました。国会周辺の反対を訴えるデモ隊は3万人を数え、民主主義というよりは数の力で何でも可決させていく「多数決主義」による横暴に異議を唱えていました。大学紛争や60年安保闘争など、大きな権力に立ち向かう人たちの声は常にかき消されていきます。
あの日の国会前の大規模デモをテレビで見ていて、
不意にこんな歌を思い出しました。
「ハチのムサシは向こう見ず、真っ赤に燃えてるお日様に、試合を挑んで負けたのさ、焼かれて落ちて死んだのさ」
この歌は大学争議をモチーフに考えられたと言われています。
大学側の横暴に声をあげて、異を唱えた学生たちが
集団で暴徒化し、結局大学側に要請された機動隊によって、抵抗むなしく鎮圧されたことを、
「太陽」と小さな「ハチ」になぞらえた歌でした。
さて、この歌のレコードは「Dan」という聞き慣れないレーベルから
発売されました。
「発売元/ミノルフォン株式会社」とあります。
ミノルフォンというレコード会社は1965年にスタートし、「困っちゃうナ」(山本リンダさんのデビュー作)が、一向にヒットを出せず利益が出なかったこの会社が息を吹き返したエピソードでも知られています。それこそ、「不渡り手形」寸前で、弱りきっていた大ピンチ。「困っちゃうな」と呟いていた重役の一言で出来た歌です。
このあと千昌夫さん
「星影のワルツ」、
五木ひろしさん
「よこはま・たそがれ」の2大ヒットで、新規の社内レーベルを作る余裕も出来たのでした。
1974年に徳間書店と合併したあと、広げすぎた事業が下降線を辿ると、ズルズルと一線を退くしかありませんでした。
皮肉なことに大きな老舗に闘いを挑んで、歌のように敗れていったのです。

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