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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第4章 初めての恋
 ソナは薬器の蓋を閉め、描かれた二羽の蝶を愛しむような手つきで撫でた。また元どおりに小さな容器を引き出しに戻した。
 夜がそろそろ明けようとしている。格子枠の填った障子窓から薄い陽差しが差し込んでいた。狭い室のそこここにまだ夜明け前の蒼さが漂っている。その夜明け前の静謐さの中に、ソナ自身の散り散りになった心も漂っているかのようだ。
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