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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第5章 真心の証(あかし)~逢瀬は美しく儚く~
 結局、二人は長い初夏の陽が傾き、黄昏時になるまでずっと一緒にいた。数時間もの間、二人きりで過ごしたことになる。そろそろ宵闇が周囲に垂れ込め始めた頃、町に灯りが点り始める。
 それは町家の灯火ではない。今宵だけは、都のどの家も一定時間は灯火をつけないのは昔からのならわしだ。ソナはハンと並び、町の各々の通りに高く張り巡らせた縄にぶら下がった燈籠を眺めていた。
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