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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第6章 恋人の秘密
 それでもなお、行為の後はハンとまともに顔を合わせられず、ましてや視線を交わすなど、とんでもない。今も艶っぽい瞳を向けられ、ソナは狼狽え頬に朱を散らしてうつむいた。
 ハンがくすくすと笑う。
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