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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第7章 野望への階段
 ソナは微笑んだ。
「謝る必要はない。あなたは私のために身を挺して李淑媛に抗議してくれた。この日のことはけして忘れないから」
 ソナは優しく言い、シン尚宮の頬に触れた。
「さあ、帰るわよ。シン尚宮、行きましょう」
 一同はソナを先頭に飛花閣に向けて歩き始めた。
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